【元文系学生が語る】IT業界の就職は本当に未経験でも可能なのか?

就職活動

 

IT業界に興味があるけれど、未経験であることに不安を感じている文系学生の方々へ!
結論から言えば、未経験でもIT業界に就職することは十分に可能です。
ここでは、その理由を三つに分けて詳しく説明します。
私自身もIT未経験かつ文系学生から、SEとしてバリバリコードを書いています。
ぜひとも、私の経験を踏まえながら、自信をもってIT業界に入ってほしいと思ってます!
それでは、説明していきましょう!

理由1: IT業界=技術が必要というわけではない

多くの人がIT業界に対して「プログラミングが必須」と思い込んでいます。

しかし、実際にはプログラミングのスキルがなくても活躍できるポジションが多々あります。

未経験者の約9割がプログラミングに不安を抱いているかもしれませんが、
必ずしも全員がプログラミングを日常業務で使うわけではありません。

IT業界では、むしろ「タスクの分析力」と「俯瞰的な視点」が求められます。

例えば、プロジェクトマネージャーやシステムアナリスト、ITコンサルタントなどの役割では、問題解決能力やコミュニケーションスキルが重視されます。技術的なスキルは後から学ぶことができ、入社してから全くプログラミングをしない人も少なくありません。

大切なのは問題を的確に捉え、解決策を見つけ出す能力です。

このような能力は、必ずしも技術的な知識に依存せず、むしろ論理的な思考や柔軟な対応力が求められます。技術を理解しつつも、人間関係やビジネスプロセスを管理する力が重要です。

例えば、顧客のニーズを正確に把握し、適切なソリューションを提供することや、チームのメンバーと協力してプロジェクトを成功させることが求められます。

さらに、IT業界は常に進化しており、新しい技術やトレンドに対応するための学習意欲も重要です。技術的な知識は後からでも習得できるため、初めての方でもIT業界でのキャリアを築くことは十分可能です!

理由2: 慢性的な人手不足

IT業界は常に人手不足に悩まされています。

特に技術職は専門的な知識が求められるため、未経験者には敷居が高いと敬遠されがちです。しかし、この人手不足の状況は逆にチャンスでもあります。

企業は未経験者であっても積極的に採用し、育成しようとしています。

特に「いい企業に入りたい!」という高いハードルを設けなければ、IT業界に足を踏み入れるのは比較的容易です。

実際、未経験者でも猫の手も借りたい状況にある企業は多く、門戸は広く開かれています。

さらに、IT業界は多様な職種が存在し、未経験者でも活躍できるポジションが豊富にあります。カスタマーサポート、営業、プロジェクトマネジメント、品質管理など、直接プログラミングを行わない職種も多く、これらのポジションはコミュニケーション能力や問題解決能力が重視されます。

企業側も人材の多様性を重視し、多様なバックグラウンドを持つ人材を採用することで、新しい視点やアイデアを取り入れようとしています。そのため、異業種からの転職者や未経験者でも歓迎されることが多いです。

また、最近ではオンライン学習プラットフォームや職業訓練プログラムが充実しており、ITスキルを効率的に習得する機会も増えています。これにより、未経験者でも短期間で必要な知識や技術を身につけることが可能です。企業もこのような研修プログラムを提供し、社員のスキルアップを支援しています。

要するに、IT業界は人手不足の解消に向けて未経験者を歓迎する姿勢を強めており、チャレンジする価値が大いにある分野です。自分に合った企業や職種を見つけ、積極的に応募することで、新しいキャリアを築くことができます。

理由3: 学習しやすい環境が整っている

IT業界は他の業界と比べて学習資源が豊富です。例えば営業職の場合、自社の商品についての詳細な知識は社内でしか得られないことが多いですが、プログラミングやITスキルに関してはインターネット上に無数のリソースがあります。オンラインコースや無料のチュートリアル、フォーラムでの質問など、学びたいと思ったときにすぐに学習できる環境が整っています。

また、IT業界は自己学習を評価する風土があります。実際のプロジェクトに参加する前に、自分で学んだことを活かす機会が多く、未経験からでもステップアップしやすい環境が整っています。

まとめ

以上の理由から、未経験でもIT業界に就職することは十分に可能です。技術的なスキルは後から身につけることができるため、まずは「タスクの分析力」や「俯瞰的な視点」を磨くことが重要です。慢性的な人手不足もあり、未経験者を歓迎する企業は多いです。学習資源も豊富で、自ら学ぶ意欲があれば成長のチャンスは無限大です。IT業界への就職を怖がる必要はありません。挑戦してみましょう!