【はじめてでもOK】Java初心者向け!練習用アプリアイデア3選!

IT技術

Javaの勉強を始めたいと思っても、「何から手をつけていいのかわからない」「書き方が難しそう…」と思ってしまう方、少なくないですよね。

今回はそんな初心者向けに、Javaで簡単に作れるアプリサンプルを3つご紹介します!
個人開発を始めたい方にぴったりの題材で、シンプルなものから少し挑戦的なものまで段階別におすすめします!

Yang
Yang

Javaに限らずですが、プログラミング上達のコツは「質より量」です。
この3つでぜひプログラミングを極めてください!!!

Yang
Yang

【プロフィール】

・関西の文系学部を卒業

・if文すら理解できないIT未経験で東京の中堅SIerに新卒で就職

→入社2年目で開発リーダーとして邁進中  

Javaは環境構築が必要?→おすすめサイトあり!

オフライン上でJavaを使いたい場合は、JavaをPCにインストールする必要があります。
ほかのサイト様でたくさん書かれているので割愛しますが、個人的には、今すぐに始められる以下のサイトがおすすめです。

① FizzBuzzゲーム

最初におすすめするのは「FizzBuzzゲーム」
これは、他のプログラミング言語でも初心者の練習用によく使われる定番のJavaゲームの例ですが、Javaでも簡単に実装可能です!

FizzBuzz(フィズバズ)ゲームとは?
1から順に数字を言いながら、3の倍数の時は「Fizz」、5の倍数の時は「Buzz」、15の倍数の時は「FizzBuzz」というゲームです。

Javaでは、上記の条件分岐をif文さえ知っていれば簡単に実装できるため、初心者でも取り組みやすく、プログラムの基礎をしっかり学べます。

また、この題材は短いコードで完結するので、初めてJavaのコードを書く方にもおすすめです。

例えば…

if (3の倍数) {
 System.out.println("fizz!");
} else if (5の倍数) {
 System.out.println("buzz!");
} else if (15の倍数) {
 System.out.println("fizzbuzz!");
}

ほら、簡単でしょ…?

こんな人におすすめ

★ Javaで初めてのコードを書いてみたい人
★ 基本的な条件分岐を理解したい人

FizzBuzzゲームは簡単なJavaアプリのサンプルとして最適で、コードの書き方や保守性も意識しやすいので、Java個人開発の一歩を踏み出すのにうってつけです!

② じゃんけんゲーム

次におすすめするのは「じゃんけんゲーム」

これはちょっと難易度が上がり、標準入力を使って二人でじゃんけんを行うJavaアプリ開発のサンプルです。

標準入力とは?:一言でいえば「入力を受け付けること」です。
Scannerクラスをインポートして使います。詳しくは「Java 標準入力」で検索!

じゃんけんのルールはもはや説明不要。考えてみれば、意外とif文でサクっと書けます。「あいこ」の場合にゲームを続けるループ処理や「3回勝負」「ポイント制じゃんけん」など、自分でルールを追加することで、さらに複雑なロジックを学ぶことができます。

例えば…

① プレイヤーが連続で3回勝利したら勝ちとする「連勝ルール」
② あいこが3回続いたら引き分けにする「タイムアウトルール」
③ 2回連続で勝利したらポイント2倍の「ポイント制ルール」

また、FizzBuzzゲームで1クラスしか作成していない人は、ぜひ複数クラスの作成に挑戦してみてください。特に、「オブジェクト指向」ってなんだ…?と考えている方にはうってつけの題材です。

Yang
Yang

「オブジェクト指向」についてはここでは割愛しますが、Javaに限らずプログラミングをしていくうえで超重要な考え方です。ぜひ習得して下さい!

こんな人におすすめ

★ 基本的な実装はわかるけれど、もう少し応用的なコードを書いてみたい人
★ 条件分岐とループ処理の応用を試したい人

このゲームでは、条件に応じて実装の幅を広げることができるので、Javaで個人開発を進めていくための基礎力がつきます!じゃんけんゲームが簡単に実装できるころには、長いコードを読む気持ちもかなり楽になってきます。粘り強く挑戦しましょう!

③ ヌメロン(Numer0n)

 

最後は少し上級者向けの「ヌメロン」。ヒットアンドブローのようなゲームで、3桁の数字を当てるというシンプルなルールです。作成したいという方のために、詳細なルールは以下に記載します。ぜひ挑戦してみてください。

ゲームのルール

  1. 目標数字を設定 – プレイヤーが推理する目標の数字を、相手(もしくはシステム)があらかじめ設定します。例えば、3桁や4桁の数字を使用し、数字の重複が「あり」か「なし」かも設定できます。
  2. プレイヤーが予想 – プレイヤーが、設定された桁数に基づき予測した数字を入力します。
  3. ヒントの提示 – プレイヤーが入力した数字と、目標の数字を比較し、以下の2種類のヒントが与えられます。
    • ヒット: 桁と数字の両方が一致している場合。
    • ブロー: 桁は異なるが、数字が一致している場合。
  4. ゲームを進める – プレイヤーはヒントを元に、少しずつ目標の数字に近づけていきます。すべての桁が正しく一致すれば勝利です。

たとえば、相手が「123」という数字を設定した場合、プレイヤーが「132」と入力すると、「1ヒット(1が正しい位置)」「2ブロー(3と2の数字は含まれるが位置が違う)」というヒントが返されます。プレイヤーはこのヒントをもとに、次の数字を考えます。

こんな人におすすめ

★ Javaの基礎を学び終え、もっと複雑なコードに挑戦してみたい人
★ プログラミング特有のテクニックを身につけたい人

ゲームのルールや制限を調整することで、さらに応用的な実装が可能なので、Javaでのアプリ開発の力が試されるサンプルになります!

まとめ

以上、Java初心者におすすめの簡単に作れるアプリサンプル3選でした!

もちろん、これらのゲームを作るだけでは業務レベルのスキルとは異なりますが、少しでも実践的なスキルを身につけるために、スクールでの学習もおすすめです。

実務に近いアプリ開発ができるだけでなく、講師に質問しながらスキルアップを図ることができるので、気になる方はぜひ検討してみてください!