「IT業界って、なんか難しそう… 未経験だと無理ゲーじゃない?」って思っていませんか?
でも、実は未経験でも全然問題ありません!むしろ、未経験だからこそメリットがたくさんあります。今回は、そのメリットを3つに絞って解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
① IT業界は成長産業である
まず知っておいてほしいのは、IT業界が常に成長産業であるということです。その証拠に、大手IT企業の収益は年々増加しています。
たとえば、2023年度のデータを見てみると、Googleの親会社であるAlphabet社は約2,620億ドルの売上を記録し、前年比で約10%の成長を遂げています。
同様に、Amazonは2023年度に約5,030億ドルの売上を達成し、クラウドサービスを中心に収益が急増しています。また、Microsoftも同年に約2,100億ドルの売上を報告し、特にクラウド事業やAI関連サービスが大きく貢献しています。
さらに、IT業界の成長を象徴する企業の一つとして、NVIDIAの存在も見逃せません。
よくゲーミングPCの部品で名前に挙げられるNVIDIAは、特にAIやディープラーニング向けのGPU市場で圧倒的なシェアを誇り、2023年度には過去最高の売上を記録しました。
具体的には、NVIDIAの売上は2023年に270億ドルを超え、前年比で約50%もの増加を見せています。昔NVIDIAの株を1万円ほど購入していた人が100万円になっている…なんていう話も聞きます。それだけ伸びしろがすさまじいということですね。
そして、こうした成長は海外の大手企業だけでなく、日本のIT企業にも波及しています。
たとえば、富士通やNTTデータといった日本の大手IT企業も、国内外でのデジタルトランスフォーメーション(DX)の需要拡大により、業績を大きく伸ばしています。
富士通は2023年度において、AIやクラウドサービスの需要増加を背景に、売上が前年度比で約8%増加しました。また、NTTデータは、国内の大手企業向けのDX支援やクラウドサービスを積極的に展開し、2023年度には過去最高の売上を達成しています。
就活生のみなさんがよく聞く「SIer」という業界もIT業界にあり、
ぐんぐん成長しています!
国内外でのIT業界の成長
日本のIT業界における成長は、新しい技術分野への積極的な投資や、国内外での事業拡大によっても支えられています。たとえば、ソフトバンクグループは、AIやロボティクス、フィンテック分野に大規模な投資を行い、国内外での成長を加速させています。
例えば、最近ではあのAI検索エンジンで話題のPerplexity AIと戦略的提携を行い、最新技術への貢献をますます達成しています。
2023年度には、ソフトバンクグループの投資先企業の成功が相次ぎ、グループ全体で大幅な収益増加が見られました。
このように、国内外を問わず、IT業界全体が成長を続けていることは明白です。
特に、日本の大手IT企業も、その波に乗って収益を伸ばし続けています。
IT業界でのキャリアは、安定した成長を背景に、自身のスキルを磨きつつ、豊かな経験を積むことができる絶好のフィールドになるかと思います!
② 働き方が非常に柔軟
IT業界の大きな魅力の一つは、働き方の自由度が非常に高いという点です。
特に開発職においては、在宅勤務が一般的であり、オフィスに通わずに仕事をすることが可能です。極論を言えば、PCさえあればどこでも仕事ができるという自由さがあります。
たとえば、私は週に4回ほどリモートワークをしています。
休憩時間も好きな時間にとることができたり、「今日は病院があるから…」という感じで休憩を多めにとったりして、自由に過ごすことができています。また、都会に住むと在宅勤務後に同僚とサクッと飲みに行くなんてことがすんなりできるので、非常に楽しいです!
ただし、新卒の場合は研修が多いため、最初のうちは出社することも多いかもしれません。しかし、研修が終われば、在宅勤務やリモートワークに移行することが一般的です。
誰かに縛られずに自由に仕事をしたい人には本当におすすめです!
フルフレックス制度の採用
IT業界ではフルフレックス制度を採用している企業も多く、これにより自分のペースで働くことができます。
例えば、私は朝のほうが集中できそう!と思ったら勤務開始の9時より2時間早い7時から勤務して、2時間早く帰る、なんてことをよくやります。また、「ちょっと次の日旅行だから早めに帰ろうかな…」と思って、定時より少し早く帰ることもできます!
このように、自分のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができるのが最高です。
育児と仕事の両立
さらに、IT業界では子育てと仕事を両立している人が多いことも特徴です。多くの企業が時短勤務や在宅勤務を積極的に取り入れており、育児中の社員が働きやすい環境が整っています。
例えば、私の同僚には時短勤務をしている方がたくさんおり、よく子供のお迎えに行かれている方を見かけます。リモートワーク中の会議にお子さんの声が聞こえてきて、みんなほっこり…なんてこともしばしばあります(笑)。
このように、IT業界は自分らしい働き方を実現しやすい環境が整っているため、非常に魅力的です。
③ 休みが取りやすい
IT業界のもう一つの大きな魅力は、休みが非常に取りやすいという点です。
多くのIT企業では、業務が案件ごとに進行するため、スケジュールに余裕があれば、有給休暇や午後休、さらには早退がしやすい環境が整っています。
たとえば、突然「明日休みます!」と言っても問題なく許可されるケースが多いのがありがたいポイントです。これは、プロジェクトベースで進む仕事が多いことから、個人のスケジュール調整が比較的柔軟に行えるためです。
育児休暇の取りやすさ
さらに、IT業界では育児休暇(育休)も非常に取りやすい環境が整っています。多くの企業で2~3年の育休が一般的であり、その後も時短勤務として復帰することができる制度が充実しています。私の周りでも、育休を取得した後、無理なく職場に復帰している社員がたくさんいます。
また、IT業界は男性社員が育児に積極的に関わる環境でもあります。
特に、パパの育児参加率が高く、子供の送り迎えや育児のために早退する社員も珍しくありません。実際、私の職場でも、男性社員が「今日は子供のお迎えがあるので早めに帰ります」と言って定時前に退社することがよくあります。
こうした育児に対する理解が深い職場環境は、家族を持つ社員にとって非常に働きやすい要素となっています。
④ プログラミングスキルなど技術が身につく
最後に、IT業界に入ると確実にスキルが身につくという話をします。IT業界で働くことで、プログラミングスキルはもちろん、それ以外にもシステムの仕様理解やExcelのマクロ、データベースの管理といった幅広いスキルが求められるようになります。
最近のIT企業では、新人研修が非常に充実しているため、未経験者でもしっかりと必要なスキルを身につけることができます!
たとえば、多くの企業では入社後に数か月間の研修期間が設けられており、その間に基礎的なプログラミングスキルやシステムの基本構造について学ぶことができます。この研修は、実際のプロジェクトに参加する前に行われるため、未経験者でも安心して仕事に取り組むことができます。
さらに、IT業界では未経験で入社する人が多いため、社内でのバックアップ体制も非常に手厚いのが特徴です。たとえば、新人研修の後も、メンター制度を導入している企業が多く、経験豊富な先輩社員が個別に指導してくれることが一般的です。これにより、実務に入った際もわからないことがあればすぐに相談できる環境が整っています。
また、社内の勉強会や、オンラインの学習リソースも充実しているため、自分のペースで学び続けることができます。たとえば、社内で開催されるプログラミング勉強会や技術セミナーに参加することで、最新の技術動向や実践的なスキルを学ぶ機会が豊富に提供されています。
実際私も未経験でこの業界に入りました。
4月から9月までみっちり研修をした後に案件に配属されたので、
未経験でも不安なく働けています!
おわりに
「未経験だから不安だな… 本当にやっていけるのかな?」と思っている方も、どうか安心してIT業界に飛び込んでみてください。IT業界は、未経験者でもしっかりとスキルを身につけられる環境が整っており、あなたの成長を全力でサポートしてくれる企業がたくさんあります。
もし就職活動に迷ったら、ぜひともIT業界に目を向けてみてください!