【文系必見】AI時代において文系がAIについて勉強すべき3つの理由

IT技術

近年、生成AIを筆頭として、AIを利活用してビジネスを創出する取り組みが活発になってきています。

しかし、文系出身者にとって、AIは遠い存在のように感じられるかもしれません。

 

そもそも仕組みが分からないし、人間が考えた方が質がいいよね…

私もそう思っていました。しかし、もう「AIを利用しない」時代は終わってしまいました…

 

この記事では、文系出身者がAIを学ぶべき3つの理由を明らかにし、AI時代を生き抜くためのどうやって学んでいけばいいかを提案します。

AIについて学ぶことで、文系であっても、業務をより効率的に行うことができます。
また、新しい技術を駆使することで、キャリアの可能性を広げることができるなんてことも!

この記事では、

・AIとは何か
・AIがどのように私たちの仕事や生活に役立つのかを理解することができます。
・AIを学習するためのおすすめのアドバイス
について、分かりやすくお教えします!
Yang
Yang

実は、文系だからこそのAI利活用方法もあるんです…!
IT技術といって避けずに取り組めば、きっと世界が開けるはず!

文系がAIを学ぶべき3つの理由とは?

理由①:AIを活用したキャリアの幅が広がっている

AI技術の進化は、文系にも新たなキャリアパスをどんどん提供しています。

例えば、

データ予測を得意とするAIを活用したデータアナリスト(アナリストは文系職です!)
AIによる性格診断を基に、採用人事業務を確実に、効率的に行うリクルーター
AIにアイデアを提案させて、マーケティングを行うマーケター
例を挙げだしたらキリがないくらいたくさんあります。
特に、マーケターに関しては、最近「伊藤園」がCMにAIタレントを起用し話題(※1)となりました。

これらの職種は、ご存じの通り文系職です。
そのため、AIの技術的側面だけでなく、人間中心のアプローチが求められるため、文系のスキルセットが大いに活かされます。

Yang
Yang

今や文系でもAI+αで戦わなければならないことがよくわかりますね…

理由②:AI利活用についてのリテラシーが社会的に高まっている

文系出身者であっても、AIの基本を学ぶことは、現代社会で求められるスキルの一つです。

例えば、以下のようなAIに関するスキルは、なんとなく、でも構わないのであった方が便利です。

・生成AIで作られた画像かそうでないかを見抜く力
・ちょっとしたプロンプト(生成AIに対する命令文のこと)が書ける
・AIを使ってできること(趣味の範囲で大丈夫です)
というのも、表題の通りAIに関するリテラシー(ここではAIを適切に使える能力があることと定義)が社会的にますます必要になっているからなんです。
どれくらい必要かというと、総務省が平成30年の「情報白書」(もう結構前…!)で「AI時代に求められる能力」を見出しとするほど(※2)なんです。
また、東京都が「文章生成AI利活用ガイドライン」を2023年に発表している(※3)ことからも社会的にAIに関するスキルの必要性が高まっていることが伝わると思います。

理由③:文系ならではのAI利活用が注目されている

AI技術が進化する中で、実は、文系ならではAI利活用が新たな価値を生み出しています。

例えば…

・伊藤園のようなAIをマーケティングに活用する
・大量の文献をAIに分析させ、人間とは違う観点から発見を行う。
・AIによる英会話レッスンを開催する

さらに言えば、プロンプトを作ることこそ文系の真髄、力の見せどころなのではないかと思います。

なぜなら、プロンプトは以下の要素が含まれているからです。

・英語で書いた方が精度が高い
・人に指示を出す要領で、伝わりやすい文章を書く必要がある
・適切な語彙を使わないと、異とした回答が得られない
Yang
Yang

プロンプトは結局のところ文章力です。
AIという理系的字面に負けないで!

 

 

最初にAIについて何を学ぶべきか?

まずはAIに触れて、AIの利便性を確かめてみる

AIを学ぶ最初のステップとして、AIの基本的な概念や利便性を理解することが重要です。
AIに触れることで、その可能性や活用方法を具体的に見ることができます。

例えば、上記でおすすめした「生成AI」が最もお手軽でAIを実感しやすいと思います。

OpenAIのアカウントさえ作成すれば”無料で”だれでも利用できます。

以下のサイトから登録できるので、一度AI技術を肌で実感してみてはいかがでしょか!

AIの学習を始めるにあたり、プログラミングやデータ分析の基礎から始めることが一般的ですが、
いきなりコードを読むとなると、やはり文系にはハードルが高すぎる…(仕組みまで知ろうと思えば高校数学の「数Ⅲ」の知識が必要です)

Yang
Yang

まずはAIは使いこなせれば便利!という気持ちになればゴールです!

AIについて基本的な用語を学ぶ

AIについて少し理解が深まったところで、基本的な用語を少しずつ覚えていきましょう。

「基本的な単語」ってなんだ…

そんな方の為に、ざっとAIの基本的な用語(個人的に)だと思うものをリストアップしてみました。
まずはここから調べて勉強するのがおすすめです!

・「機械学習」
・「ディープラーニング」
・「ニューラルネットワーク」
・「RPA」
・上記4つの意味の違いについて(かなり間違える方が多いです!ぜひ調べてほしい!)
・「自然言語処理」
・「LLM」
・「チューリングマシン」
・「AI倫理」

あまり量が多いと勉強する気が起こらないのでこれくらいで(個人的に一気に増えるのは苦手笑)

特に、リストの中にある「自然言語処理」は人間の言葉をコンピュータに理解させる技術であり、chatGPT等「生成AI」を使用するうえでは必ず覚えておくべき用語です!

これらの基本用語を学ぶことで、AIの機能や可能性をより深く理解し、今後の学習や実務に活かすことができます。

AIに関する知識は日々進化しているため、常に最新の情報を得ることも大切です。基本用語の理解はAI学習の第一歩として、非常に価値のあるステップといえますね!

AIの仕組みを学ぶ

ここまで来れば、平均以上にAIについて知っていると言えるのではないでしょうか。

最後に、AIの細かい仕組みについて学んでみましょう。
このプロセスを理解できると、自分でAIを組むことができるかもしれません…!

Yang
Yang

私も文系ながらも休みの日はchatGPTを使って新しい自分用のAIを作ってます。
理解するのは難しいですが、必ず得るものはあります!

ただ、細かな仕組みを学ぶには、自分の力だけではどうしても限界があります。

ですので、ここでは「参考書」「プロによるオンライン学習」をおすすめします!

文系におすすめのAI学習法

動画でサクッと学べるオンライン学習がおすすめ!

文系の方にAIを学ぶ方法として、動画を使ったオンライン学習が特におすすめです。
動画での学習の利点としては

・専門用語や複雑な概念も視覚的に理解しやすく、自分のペースで学べる。
・実際の画面操作や事例を見ながら学べる。
・学びたいところだけをサクッと学べる。

特に「実際の画面操作や事例を見ながら学べる」という点はプログラミング等、IT技術を学ぶ上では非常に重要な利点となっています。
何しろコードをどうやって書いているか、プロンプトはどうやって考えているか、その過程が分からないと何もできません。

 

Yang
Yang

何をしていいか分からない、というあいまいな点を解消できるのが「動画学習」なのです。

今おススメのオンライン学習サイトはこちら⇓⇓



(※1)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC235T00T21C23A0000000/より引用。
(※2)  https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd132230.htmlより引用。
(※3)https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/digitalservice/ai_guideline/より引用。